「1976年生まれはやばいってどういうこと?昭和51年生まれのあるあるや特徴は?悲惨と言われる理由も知りたい!」
1976年生まれはやばい世代、昭和51年生まれは悲惨だと言う人もいます。
1976年・昭和51年生まれの人は、生まれ育った時代背景の影響を受けた特徴があるのです。
そう聞くと、自身が1976年生まれだという人は、このようなことが気になるのではないでしょうか。
- 1976年生まれは何がやばいのか
- 1976年生まれに対する世間の印象は?
- 1976年生まれにはどんな特徴がある?
そこで今回は、1976年生まれはやばい、悲惨と言われる理由や、昭和51年生まれのあるあるの特徴をお伝えしていきます。
さらに、1976年生まれの有名人もまとめたので、1976年生まれについて気になる人は、ぜひ参考にしてみてください!
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1976年生まれはやばい?昭和51年生まれへの世間的な評価とは?
1976年生まれはやばいと言われるのは、なぜなのでしょうか。
やばいとか悲惨と言われてしまう昭和51年生まれは、世間的ではどのような評価を受けているのか気になりますよね。
実は、1976年生まれがやばいと言われる主な理由は、就職氷河期世代であるためです。
その結果ニートや引きこもり、非正規雇用の人が他の世代より多く、世間からの評価も厳しくなっています。
ここでは、1976年生まれはやばい世代と言われる理由をお話ししていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
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1976年生まれはやばいって本当?
1976年生まれは困難が多い世代のため、やばい世代と言われています。
10代の頃にバブルが崩壊し、その後は未曾有の大地震である阪神淡路大震災を経験するなど、混沌とした日本の中で成長してきました。
さらに1995年は地下鉄サリン事件も発生し、不安感の強い世の中へ突入したのです。
日本の安全神話が崩れ、平和が当たり前でないことを体感する時代を10代の多感な時期に過ごしました。
その他、1976年世代頃からは「いじめによる自殺」が社会問題化します。
1976年生まれは「ロストジェネレーション世代」と言われており、バブル崩壊後の約10年の間に就職活動をした世代のことです。
1970年代〜1980年初めに誕生した人が当てはまります。
そのため「氷河期世代」「失われた世代」「格差世代」とも言われ、マイナスなイメージが強い世代となってしまいました。
真面目に努力していれば報われる、いい学校に行っていい会社に就職をと教育されていましたが、現実は違っていたのです。
社会的な価値観が崩壊した年でもあります。
苦労して大学に入学したのにも関わらず、多くの人が内定が決まらない、または内定先の会社が倒産するなど。
その結果、ニートや引きこもりの比率が上の世代よりも高くなってしまいます。
そして正規雇用で働いている人が少ない、さらには収入が安定しないため、結婚できないなど様々な問題が起きたのです。
さらに社会人になると、慣れないパソコンや携帯電話を操作するようになります。
このように1976年生まれは、困難な出来事を多く経験しています。
ただ、1976年生まれはやばいというのは、決してその世代の人がすべてやばいのではありません。
言い方を変えれば、1976年生まれは時代の変革期を乗り越えてきた、たくましい世代でもあるのです。
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昭和51年生まれに対する世間的な評価は?
昭和51年生まれに対する世間の評価は厳しいでしょう。
就職氷河期が原因でニートや引きこもりが多く、良くないイメージが強い世代であるためです。
実際にロストジェネレーション世代の非正規雇用は371万人いると言われています。
また、京都アニメーションに放火した容疑者も氷河期世代です。
凶悪な事件を起こした人と同じ世代といった印象もつき、さらに世間からのイメージが悪くなりました。
「しくじり世代」や「40代の独身が日本を滅ぼす」と言われたこともあります。
ただ、それは当時の社会情勢のせいであり、昭和51年生まれは巻き込まれ、自分たちの力ではどうしようもなかったのです。
また結婚や出産が遅れた世代でもあります。
中には低収入のため結婚できないのに、親の世代からはなぜ結婚しないのか問われ傷ついた人もいます。
一生懸命乗り越えてきたのに、世間から悪いように言われて辛いといった声も多く上がっているのです。
しかし、1976年(昭和51年)生まれの中には、そのような経験を乗り越え、自分の力で切り開いていった人もたくさんいます。
古い価値観と新しい価値観を兼ね備えた、柔軟な対応力を持っている世代でもあるのです。
1976年生まれの芸能人
困難な時代に育ってきた1976年生まれの中には、芸能の世界で秀でた才能を見せている人がたくさんいます。
親や社会に頼らず、自分の力で成功を手に入れた先駆者たちです。
会社への就職が難しい時期であったことも関係しているのか、特に1976年生まれのお笑い芸人が多いように見受けられます。
- 観月ありさ
- 中谷 美紀
- 井川 遥
- 小雪
- 滝藤 賢一
- 山本 耕史
- 井ノ原 快彦
- ムロツヨシ
- 山崎 弘也(アンタッチャブル)
- 高橋 茂雄(サバンナ)
- 井上 聡(次長課長)
- タカ(タカアンドトシ)
- トシ(タカアンドトシ)
- 庄司 智春(品川庄司)
- 田中 卓志(アンガールズ)
- 山根 良顕(アンガールズ)
- 宇治原 史規(ロザン)
- 菅 広文(ロザン)
- 小峠 英二(バイきんぐ)
- 真栄田 賢(スリムクラブ)
- 内間 政成(スリムクラブ)
- くっきー!(野性爆弾)
- くわばたりえ(クワバタオハラ)
- クロちゃん(安田大サーカス)
- はなわ
- 岩沢 厚治(ゆず)
- KREVA
- JUJU
- 一青 窈
- 森山 直太朗
- 綾小路 翔(氣志團)
- 白鳥 雪之丞(氣志團)
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昭和51年生まれのあるあるとは?1976年生まれの特徴10選!
昭和51年生まれのあるあるな性格や特徴は、どのようなものがあるのでしょうか。
厳しい社会状況を乗り越え、世間から厳しい評価を受けてきた1976年生まれは、どのような性格の人が多いのか気になりますよね。
実は、1976年生まれは危機意識が高く、貯金をしっかりとしているなど、全体的に真面目な印象と言われているのです。
ここでは、1976年(昭和51年)生まれのあるあるな性格や特徴をご紹介してきます。
1976年生まれの人や周りに1976年生まれがいる人は、ぜひチェックしてみてください!
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危機意識が高い
1976年生まれの人は、就職氷河期を経験しているため危機意識が高いです。
就職活動を必死にしても決まらない状態であったため、内定が貰えないのではないかという危機感が常にあったためでしょう。
就職後も会社が倒産する、リストラになるかもしれないと危機感を持って仕事を続けていたのではないでしょうか。
真面目にコツコツと仕事をしていき、昇進する人が多い世代とも言われています。
結果として氷河期世代は残り、バブル世代が優先的にリストラされていたという話もあるのです。
将来に対して悲観的
努力が報われなかったため、自信を無くし、将来に対して悲観的な人も多いです。
将来に対して悲観的になると、何事にも慎重になり、新しい挑戦ができないといったデメリットもあります。
ただ1976年生まれに限らず、日本では将来に不安を感じる人がどんどん増えているのも事実です。
一方で不安があるからこそ、真面目にコツコツと取り組みます。
派手な娯楽を好まない
上のバブル世代と比較すると、お金のかかる派手な娯楽にあまり興味がありません。
またバブルが崩壊し不況の中であったため、若いうちに派手な遊びができなかったのも原因でしょう。
上の世代では若い頃に高級車に乗り、ブランド品にお金をかけていた人が多いです。
しかし1976年世代は現実主義であり、趣味や娯楽にもあまりお金をかけないようになりました。
また携帯電話やパソコンが普及したこともあり、趣味の幅がインドア系の新しいものへと広がったのです。
堅実に貯金する
1976年生まれは、しっかりと貯金している人が多いと言われています。
バブル世代に比べて自由に遊ぶ時間がなかった、バブルが崩壊したことで所得が減ったのが要因でしょう。
将来に対しての不安や危機感の強さから、お金に対する知識もあり、貯金意識が高いとも言えます。
また、1976年生まれの子ども世代から、大学進学や留学する人口も増えました。
子どもの大学費用や留学のために、コツコツと貯金をしてきた人も多いのではないでしょうか。
一方でロストジェネレーション世代は引きこもりが多く、「8050問題」が生まれています。
8050問題とは、ニートや引きこもりになった50代が80代の親の収入に頼るため、親子ともに貧困になってしまうことです。
1976年生まれも間もなく50代に突入し、さらに8050問題が深刻化すると考えられています。
仕事に対して意欲があり、前向き
1976年生まれは前向きに仕事に取り組み、仕事に対する意識が高い傾向があります。
これは就職するのがとても大変だったため、働けることのありがたさをよく実感しているからでしょう。
苦労して見つかった就職先なので、入社前からのモチベーションも高く、一生懸命に取り組むのです。
さらに、リストラされないためにも必死で仕事に取り組んできました。
また、慣れないパソコン操作にも積極的に向き合って、臨機応変に仕事に活かしてきた経験もあります。
ロストジェネレーション世代の世代の仕事に対する前向きな姿勢が評価され、今では企業での需要が高まっているのです。
人主義的な考えが強い
1900年代に入ってデジタル化が急速に進み、以前とは変わって人主義的な考えが生まれました。
1976年生まれは時代の変化の影響が大きいです。
今までの機器は技術中心で作られており、人が使うことがあまり考えられていなかったので、人が技術に合わせていました。
しかし1900年代に入り、人に技術を合わせるように考えが変わったのです。
そのため、1976年生まれ世代からは人が使いやすいシステムにするなど、人に焦点を当てて仕事が進められていったのです。
この流れから1976年生まれは人主義的な考えが強いと言えるでしょう。
転職活動に対しては慎重・保守的
就職氷河期で苦労した経験があるため、転職活動にはかなり慎重です。
就職活動に対してもマイナスなイメージも強く、努力しても良い転職先が見つからないのではないかと、不安な気持ちが大きいのでしょう。
また何社も受けて、やっとの思いで就職先を勝ち取った人も多いです。
そのため簡単には辞めたくない、定年まで同じ企業で働きたいという考えの特徴があります。
反対に今は転職する人が増えている時代です。
中には子どもや職場の若者がすぐに転職しようとするので、考えが合わず悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
独創性が高い
新しい考えやアイデアを思いつくことが多いです。
厳しい就職活動や会社での生き残りのために、様々な情報や知識を吸収してきた人も多いでしょう。
そのため視野が広くなり、新しい考えやアイデアを思いつくようになったのです。
大人になってからパソコンや携帯電話の普及が進み、デジタル化へ変化する影響を大きく受けています。
IT機器への好奇心が高く、パソコンを利用しながら、新しい働き方を考えてきた世代でもあるのです。
IT系の職種で成功している人も多いと言われています。
一人の時間を好む傾向にある
就職氷河期世代は一人時間の使い方が上手で、趣味を一人で楽しむ人も多いでしょう。
反対にバブル世代は飲み会など人が集まる機会が多かったので、集団での行動に慣れています。
1976年生まれは就職活動も一人で必死でした、就職後の飲み会も減っていたこともあり一人でも苦にならないのです。
さらに辰年の人は、一人でいるのが好きであるとも言われています。
ランニングや映画鑑賞、そしてスマホゲームなど特にゲームが好きな人が多いのではないでしょうか。
負けず嫌いな一面も
1976年生まれは努力家な人が多く、負けず嫌いでもあります。
かなりの競争率の中で内定を取ってきたので、人に負けてはいけない気持ちが強くなったのでしょう。
就職後もリストラされないため、努力し続けてきた人が多いです。
「どうすれば他の人に勝てるか」と考えながら就職活動や仕事を乗り越えてきたので、自然と負けず嫌いになるのかもしれません。
1976年生まれ・昭和51年生まれは悲惨と言われる理由とは?
1976年生まれ・昭和51年生まれは悲惨と言われるのは、どんな理由があるのでしょうか。
実は1976年生まれが悲惨と言われるのは、自分たちより前の世代にあたるバブル世代との大きな違いがあるからです。
華やかなバブル期を楽しむこともなく、就職氷河期であったり金融危機など暗い社会を生き抜いてきました。
しかし、それは決して悪いことではありません。
1976年生まれが自分の力で生きる力を養うことになったのです。
ここでは、1976年生まれは悲惨と言われる理由についてお話ししていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
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就職氷河期に直面した世代だから
1976年生まれが体験した就職氷河期は、有名な大学や東大でも30社応募して1社通るかどうかでした。
夏休みになっても内定が1つもない人が多く、就職活動も長引いてしまいます。
結果として内定を貰えない人は続出し、中には内定していた会社が入社前に倒産した人もいました。
さらに派遣切りが始まると、若者のホームレスが増えていき、年越し派遣村が設置されたのです。
このように1976年生まれは就職にとても苦労した世代です。
当時は今より大学が少なかったのにも関わらず、人口が多かったので大学に入るのも難しかったのでしょう。
努力して大学に入学したのに、就職先が決まらない現象が起こったのです。
正社員になりたいのに叶わない、派遣で働くこともできないためニートや引きこもりが増えてしまいました。
40代になった今でも非正規雇用のまま働いている人もいます。
安定した仕事に就けないため収入が足りず、結婚ができない、子どもを産めないといった問題も発生しました。
晩婚化や少子化が急速に進んでいったのです。
就職氷河期でどんなに努力しても叶わない絶望感を味わい、今後の人生にも大きな影響があったので悲惨と言われています。
就職後、何度も金融危機に飲み込まれているから
1991年には小規模の金融機関の破綻が続きます。
1997年には、北日本で最大の銀行である北海道拓殖銀行と規模が大きい山一証券も破綻したのです。
1998年最終的に大手の日本長期信用銀行や日本債券信用銀行が破綻しました。
金融危機が起こり、世の中は大不況でこれからの生活へ不安を感じる人も多くなったのではないでしょうか。
また就職後に大規模なリストラが行われました。
いつリストラされるか分からないと焦る気持ちで仕事を続けたり、中には実際にリストラされた人も多くいます。
就職活動も大変でしたが、就職後も困難は続きました。
直前にバブルがあり、落差が激しかったから
バブル時代との差が大きく、自分たちの就職活動や就職後の状況が違いすぎるため苦労したのです。
バブル時代の就職活動はとても派手なものでした。
面接はなしで、社員と高級な食事をして終わり、全ての企業が交通費を全部支給するなどお金をかけています。
中には内定時に車をもらった、ハワイで就職活動したなど驚きのエピソードもあるのです。
就職後も給料が高く、ボーナスは多い、飲み会代は毎回支給されるなどバブルの恩恵を大きく受けています。
反対に就職氷河期は何社受けても受かりません。
第一希望の企業に入社できないのは当たり前で、さらには入社前に内定先が倒産する事態も起きます。
入社後も給料が低く、ボーナスが出ない会社もありました。
上の世代の就職活動は参考になりませんし、どうしたらいいか分からなかった人も多いのではないでしょうか。
バブルの恩恵を受けているかいないかで世代間のギャップも大きいです。
就職氷河期世代の人は、上の世代に対して「簡単に就職先も決まり、給料も高くてずるい」や「よく飲み会をしたがるので嫌」といった印象もあります。
上司との価値観が合わずに悩んだ人もいるのではないでしょうか。
まとめ
1976年生まれはかなり悲惨な世代ですが、真面目にコツコツと努力でき、魅力的な人も多いのです。
1976年生まれがやばいと言われているのは、就職氷河期など様々な困難に直面しているからでしょう。
さらに1976年生まれに対する世間の評価は厳しく、良くないイメージが強いです。
性格の特徴は危機意識が高く、仕事に対して前向きで貯金をするなど真面目な印象があります。
また、1976年生まれが悲惨と言われる理由は、就職氷河期であった、金融危機に巻き込まれた、バブル時代との差が大きすぎたからです。
これからは、逆境にも強い1976年生まれがさらに活躍できる世の中になることが期待できます。